よくお手入れされた畳は、明るい黄色へと綺麗に褪色します。

座敷箒(ほうき)をお持ちの家も少なくなりましたが、お持ちでしたら畳の目に沿って、ほうきで掃くのが一番です。
お手軽ですし、部屋のすみずみまで掃き取れます。
昔は茶殻を固く絞ったものを畳にまき、一緒にほうきではいたものです。

ほうきが無い場合、掃除機を畳の目に沿って軽めにかけてください。
掃除機はポリエステルのブラシを使っていますので、強く押し付けると目が毛羽立ち、畳表が傷みやすくなります。
一畳を40秒から1分位掛けるつもりでゆっくりと御願いします。

次に良く乾いた雑巾か固く絞った雑巾で拭いて下さい。
湿った雑巾ですと水分が取り込まれ、カビやダニの発生の要因となりますし、畳の光沢が無くなってしまいます。
ご注意下さい。

また、カビ対策のため、天気の良い日は窓を開けて風を通すと良いでしょう。

少し大変ですが、できれば半年ごとに日干しをすることをおすすめします。
畳には湿気が禁物です。
もちろん畳の優れた特徴の一つである調湿効果がありますが、日当たりの悪い部屋は放湿のスピードが追いつかず、湿気が抜けきらない可能性があります。
ダニが寄生して、被害が大きい場合は、新畳にせざるをえないこともありますし、何よりお客様の健康を害する可能性も出てきます。
末永く使うためにも春と秋の年2回程度の畳干しをおすすめします。

よく晴れた日に畳を屋外へ出し、裏側を日光に当てます。
部屋から出す際は畳の位置と向きを必ず控えておくことがポイントです。
これを忘れると後で入れるときに大変苦労をすることになります。
マンションや狭い住宅の場合、畳の端を持ち上げ、風を通すだけでも十分です。
エアコン、除湿器、温風が出るもの(火災にはご注意ください)などがあれば、併用すると良いでしょう。