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徳千代 泉
| 生年月日 |
昭和30年12月8日 |
| 畳歴 |
32年 |
| 資格 |
1級畳製作技能士
2級建築施工管理技師
職業訓練指導員(畳製作)
全日畳品質管理責任者
インテリアコーディネーター
マンションリフォームマネージャー |
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畳は素足で生活する日本人にとって、一番すばらしい床材です。人は、鼻や口だけでなく肌でも呼吸もしています。肌に触れるものは、呼吸している素材が一番しっくり来ます。
工業製品が出回るより以前は人は皆、呼吸する天然素材に
囲まれた生活をしていました。
だから、化学製品アレルギーはありませんでした。
工業製品中心の生活になりましたが、毎日過ごす部屋の中の床材だけでも、天然素材の畳にされませんか!
せめて、直接肌に触れる畳表だけでもかまいません。
畳は、やさしく、やわらかくとっても素敵な床材です。 |
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本物の素材を確かな技術で、真心サービスと共に
土作りから始まり、化学肥料に頼らず、有機肥料をたくさん使い、除草剤に頼らず、殺虫剤の使用もできるだけ控えて育てたイグサです。
イグサの泥染めの工程においては、天然の染土だけを使い、科学的な染料などは一切使用していません。
その原料に生産者のこだわりと、魂を織り込んだ表です。
そんな品質の良い、安心で丈夫で長持ちの素材を本物の素材だと考えます。 |
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当たり前のことを当たり前に、そして当たり前基準を向上し続けるために、資格の取得、技能グランプリへの参加、技能研修会へ参加をしております。
目的は、資格獲得や受賞ではなく、常に現状に満足せず、基準を高く持ち、技術を磨き、お客様に満足していただくためです。
また、畳は一枚で完結するものではなく、その畳のある空間に納まって初めて完結します。共に生活を送ってきた中で生まれる「畳を置く床の段差」等の変形を補修し、
6畳なら6枚の畳が、お部屋に敷かれた時、隙間なく、またでこぼこした段差もなく一分の狂いなく作る技術が「あわとく」の"確かな技術"です。
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お客様からたくさんの「ありがとう」をいただけるサービスを提供します。
まず、お客様からお問い合わせがあれば、お見積もりに伺い、畳替えをされる目的を伺います。 |

| 1.子育てのため: |
赤ちゃんがハイハイするのに、畳は最も良い床材です。 |
| 2.結婚、法事のため: |
お客様が来られ、部屋を見られても新しい畳なら自信が持てます |
| 3.娘さんのお産のため: |
せっかく帰って来る娘さんを気持ちの良い部屋で迎えることができます。 |
| 4.ダニの発生のため: |
古い畳からのダニの発生を畳替えで一掃できます。 |
| 5.部屋の雰囲気を変えたい: |
リフォームはできないけれど畳替えだけで、ずいぶんお部屋の雰囲気が変わります。 |

1.とにかく安くてそこそこきれいに。
2.どうせするなら説明を聞いて、納得できるちゃんとしたものが良い。
3.とにかく良いものを、国産品、伝統品、名の通ったものが良い。
「あわとく」ではこういったご要望を伺い、ご購入後、長い期間生活を共に過ごす畳なので、お一人おひとり様のご希望に対応できるよう、アドバイスをさせていただきます。
また、ご要望に最適な製品をご納得いただけるように、説明させていただきます。
そして、畳替えの際には大きな家具の移動、畳を取った後の床の掃除を行います。納品後は畳の拭きあげをさせていただきます。 |
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畳表を決めるのは、素材と織りです。

素材は大きく分けて2種類あり、天然素材(イグサなど)と人工素材(パルプ・石油)です。それぞれ一長一短があり、用途によって使い分けをお勧めしていますが、ここでは「あわとく」が思う「本当の畳」に基づいて天然製品について説明いたします。

畳表に使用されるイグサといわれる畳表の原材料は3種類あります
| イグサ(明芯草) |
断面は丸く、最も一般的で主要な栽培品種は11種類あります。
(あさなぎ、いそなみ、岡山3号、きよなみ、くまがわ、下増田在来、しらぬい、筑後みどり、ひのみどり、せとなみ、ふくなみ)
多年草で湿地や浅い水中に生えます。主な生産地は熊本です。
(八代地域で全国の生産量の9割近くを占めます)
また、量は少ないですが、広島の備後表も伝統工芸品として有名です。
用途:一般的な畳に用いられます。 |
| カヤツリグサ(七島) |
草の断面は三角形で、イグサより太いため、半分に割いて(割いたときにはくるくるとカールしています。)畳表として織られます。
用途:琉球表(縁無のない畳で、独特の風合いが好まれています。)に用いられます。
(琉球と言う名前ですが、主な産地は大分県です。 |
| 太イグサ |
通常のイグサの3倍の太さで、長くお使いいただける非常に丈夫なイグサです。
用途:強力表(通常のイグサよりも太くて強いため、小さなお子さんが畳を良く汚したりするときに最適です。)に用いられます。 |

畳表は縦糸の張ってある織機にイグサを交互に刺して織られます。そのため、畳を良く見るとへこんだ部分があります。これを谷といいます。谷と谷の間を目といいます。畳の「織り」については大きく2種類あります。目の幅も用途によって変わってきます。
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| 普通織 |
一般的な畳の織り方で谷と谷の間に縦糸が2本または4本入ります。通常目の幅は15ミリです。普通織りの中でも床の間用、ビーグ表用(沖縄で最も使用されている畳表)は以下のように目の 幅が違います。
●龍備織り:床の間などに使用される龍備表(天日にさらされたイグサを使用しているため黄金色)にする時に用いられます。 小目24ミリと、大目40ミリがあります。
●ビーグ織り:目が24ミリと通常より広い。カヤツリグサや太イグサを沖縄でよく使われるビーグ表にする時に用いられます。
●強力表用の織り:目の幅が36ミリあります。 |
| 目積(メセキ)織り |
目が普通織の半分の巾です(目が狭いことを「目が積んでいる」といいます)
琉球畳、ふちなし畳に用いられます。 |

ほとんどの畳表用のイグサは、刈り取られるとすぐ泥染めという作業をされます。泥染めとは、天然の土を原料にした染土を溶かした水の中につけることです。染土はもちろん無着色の天然素材です。染土につける理由は3つあります。
以上のような理由のためにほとんどが染土をつけています。
染土にも種類があり、土の産地による2種類が有名です。
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兵庫県淡路島から産出される淡青灰色の染土 |
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広島県西南部の花崗岩や古生層地帯の残積土から産出される淡黄褐色の染土 |
畳替えをされた直後に畳を拭いたとき、拭いたタオルが黄土色になることはないでしょうか?黄土色ではなく青色、緑色などがつく場合があります。これは着色料を使っています。最近は着色料はほとんど使われません。
見栄えをよくするためにごく稀ですが、染土に着色料を混ぜる生産者がいます。
「あわとく」では、消費者、生産者双方の健康のために良い、天然素材の無着色の染土を使うのが当たり前のことだと考えます。
また、流通量はごく少量ですが染土をつけないイグサもあり、そのイグサで作られた表が無染土表です。色はイグサそのものに近い濃い鶯色です。
(写真のとおり色の違いがくっきり分かります。) |
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・色変わりしやすい
・滑りやすい
などの、欠点もありますが畑にあったそのままのイグサ、まさしく無添加表といっても良いと思います。無染土のイグサを使った表は、琉球表(青表)沖縄のビーグ表 が一般的です。当社の表を作ってくれている生産者熊本八代の酒井泰四郎さんは、普通イグサで無染土表を作っている数少ない生産者の一人です。

「あわとく」でお客様に提供させていただいている表の80%は 熊本八代の酒井泰四郎さんが作ってくれている表です。
なぜ酒井泰四郎さんなのか?
それは酒井さんが自分の畳表を使ってくれるお客様には”本当に良いもの、本物を提供したい”というポリシーを持たれているからです。 そのポリシーのもとイグサの栽培においては有機肥料をたくさん使い、農薬の使用量を極限まで減らす工夫をされています。また、しっかりと中身の詰まった(実入りのよい)、の硬いイグサを栽培されます。織りにおいても、滑りやすい無染土イグサを表に織り上げる高い技術力、そして、強力表など他では作っていない、より良い畳表への向上心を持たれています。
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使用している農薬の種類、肥料の種類、染土の銘柄、使用量などをすべてオープンにして、お客様に安心していただける仕組みを作っておられます。その技術や姿勢に「あわとく」は共感し、酒井泰四郎さんの表を使っています。 |

畳ができた頃(一般的に平安時代頃とされています)、畳床は稲藁でできていました(藁床)。お米を取った後の稲藁を束ねて、縫いとめて作っていました。藁床のいいところは高温多湿の気候を考慮して作られ、日本の家にはぴったりでした。藁床の効果について大きく3つ上げられます。
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藁と藁の間の空気の層により断熱効果があり、独特のぬくもりもあります。 |
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稲藁は自然素材なので呼吸し、適度な湿度に維持してくれます。 |
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藁床は天然素材のみを使用しており、化学物質に汚染される心配がありません。と、言ったように良いことづくしの藁床でしたが、食生活の変化から稲藁の減少による価格の向上、安価で安定供給され、ダニなどの発生も少ないというメリットのある代替品の工業製品(ポリスチレン、インシュレーションボード)が登場し、畳屋にとっても、軽く作業のしやすい工業製品のほうが扱いやすいため、今は、ほとんどこちらが使われています。重ねて、日本の風土を気にしなくて良いエアコンがほとんどの家庭に普及したこともあり、藁床は次第に使われなくなりました。 |
環境の変化により、藁床に対する問題も出てきました。以下の2つです。
ダニの問題
藁の残留農薬の問題
「あわとく」でも、工業製品を扱うことが多くなりました。
しかし、「あわとく」には「畳に対する思い」があります。
そこから外れないよう、工業製品でも原料が天然素材の“木材”で、それを圧縮して作るインシュレーションボードを極力お勧めします。
それでも、何とか藁床を使えないかと試行錯誤いたしました。ダニの問題は以前農薬が入った防虫紙を藁床中に1枚、表面に1枚織り込むことで解決するという手段もありました。
しかし、農薬の入った防虫紙は人間の体に悪影響を及ぼす、と考え断念しました。藁床に炭化コルクを挟み込んで仕上げることにより、炭化コルクの調湿作用により、ダニを寄せ付けない解決方法もありました。
しかし、いろいろ調べていくうちに熱乾燥処理を施して2つの問題を解決した藁床を見つけました。藁床の生産量日本一の宮城県産の藁を原材料に化学製品を用いない藁床です。またその安全性について、研究機関の分析も行っている藁床メーカー「和楽さん」の藁床を使用させていただいています。

畳床の厚みは通常50ミリから60ミリです。
私も30数年この仕事に携わっていて、厚さがないと耐久性が落ちることを 実感しています。(耐久性を維持するには、厚さ45ミリ以上は必要だと考えます。)
最近はフローリングの上に敷くために、薄い畳(薄畳)の要望も増えています。
洋室が多い現在の住宅の中に、一部屋でも畳の部屋があるとちょっと落ち着けますのでお勧めします。薄畳は、名前の通り、通常よりもかなり薄いです。 |
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「あわとく」で、お勧めする藁床では一番薄くしても28ミリから30ミリです。(このように薄くする際には耐久性を維持するために中に板を入れています。) 一般的には、フローリングに敷く畳は15ミリ〜18ミリの工業製品の畳床が多く使われます。耐久性には疑問符がつきますが、これも時代の変化で仕方がないと考えています。それでも希望を持てるのは、薄畳が増えたとはいえ、通常の厚みの畳がまだまだ多く、畳がすべて薄畳に変わることはない、と信じています。薄畳は工業製品の床のため、固く弾力性がありません。
人が歩き、寝転んだりして生活を送る中、畳と接する時求めるものは、温かい家庭に求めるようなぬくもりと、足や体に伝わる柔らかさではないでしょうかそれがあるのは、やはり厚みのある畳床だ、と私は考えます。 |

畳縁の素材は
天然素材…
綿、麻
があります。感触もよく、昔ながらの縁です。
人工素材(工業製品)…
ナイロン・ポリエステル
丈夫で耐久性が良いのが特長です。無地あり、柄あり、色合いもニーズに応じて多種多様になってきています。
今年の3月「備後表(広島県で生産される畳表)・藁床・綿の畳縁」といった注文が来ました。ある会社の会長室に納める畳です。当社は酒井さんの表を主力商品として扱っているので、是非そちらでと、提案をしたのですが、担当の方から伝統工芸品の備後表を使って欲しいという条件は絶対でした。
備後表は、伝統工芸品にもなるほど古くから作られ、一枚に使用されるイグサの本数が多く重量感がありまた使うほどに光沢も出る、という畳表の世界では知る人ぞ知るブランドです。やると決めたら、妥協を知らない私。早速産地の問屋さんに連絡をして「今、一番間違いのない本物の備後表が欲しい」と伝えました。
「それなら廣川宏志さんの畳表ですよ。」と教えていただき是非、自分の目でそれを確かめたくて、その場で注文し、あわせて廣川さんの作業の見学をお願いしました。 |
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広島県西部福山市、福山駅から車で1時間ほどで廣川さんの作業場に着きました。「あわとく」に初めていただける畳表を織っているところを見学させていただきました。廣川さんは、京都の迎賓館の畳表を納品され、平成19年度内閣総理大臣賞、蚕糸・地域特産の部門 受賞など、数々の実績を上げた実力者です。廣川さんに作っていただいた畳表は、宮城県の藁床(麻シート使用)、純綿の茶の畳縁を使い、床の中には、補強のための板もいれ、硬い角も手縫いでという気合の入った畳となりました。
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おかげさまでお客様のご要望に沿ったものを間違いなく納品できました。
このお仕事を当社を見込んで紹介いただいたS社Y様、備後表を作っていただいた廣川様、本当にありがとうございました。
畳屋冥利につきる仕事ができました。 |
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「あわとく」では、日本で唯一農薬未使用イグサの生産者山本一さん(以下山本さん)の畳表もオススメしています。
山本さんは土に有機肥料を与え、農薬を減らし続け、6年をかけて全く農薬を使用しないで栽培したイグサを作り上げました。「農薬を使わない」ということは雑草と害虫との闘いです。雑草は肥料の養分をほとんど吸い上げてしまうので除去します。通常は除草剤を使うのですが、全て手で草抜きをします。イグサの新芽の伸長促進のため、先刈りを行う時期から倒伏防止の為の網掛けを行う時期までの3月から5月の間、毎日行います。 |
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山本さんは奥さんと2人でイグサ作りをしていますので毎日の草取りは奥さんの仕事です。その間の奥さんの苦労は大変なものです。それだけ手間をかけても、農薬を使っている田んぼよりも収穫が少なく、農薬未使用だからといってもそんなに高く売れません。それでも、必要としてくださっている方がいらっしゃるから、と言って頑張っておられます。
是非、日本で一番安全で安心な畳表の上で生活してみませんか?
毎年作れるというわけでもなく、自然に大きく左右されるため、量は年によって変わりますが流通量は、少ないです。今年は、(2008年6月現在)4反分(約1000枚分)農薬未使用のイグサを作っておられます。この中で無染土表も作られる予定だそうです。 |